イギリスで開発された、幕末最強の大砲である。
110ポンド砲であり長崎のグラバーから仲介して
佐賀藩が輸入した。戊辰戦争では、上野戦争で、
優位であった彰義隊を散らせた大砲である。
奥羽でも使われ、佐賀の大砲の異名を得ていた。
ガトリングが発明した回転連射式機関砲である。
発射速度は一分間に150〜200発で命中精度も高く
幕末時に日本に輸入されたのは3門だが、そのうち
2門を長岡藩が所有していた。
長岡藩家老河井継之助は先見性が長けていたのだ。
ゲベール銃は命中精度が低いので代用されたのが、
猟銃であるヤゲール銃の一種、騎兵用の銃である。
前装施条式でライフル(銃身内側の溝)の鋭い星型
が特徴である。
レバーによる操作が特徴。単発銃。日本に伝来したのは
戊辰戦争前後で、この戊辰戦争を中心に使用された。
のちに陸軍創設時にも採用された。
フランスのミニエー歩兵大尉が考案した椎の実型の
弾を使った前装施条式銃。日本でも製造されていて
イギリス改良型のエンフィールド銃とともに広く
普及した幕末期、銃の代名詞である。
エンフィールド銃をさらに後装式に改良した銃。
弾を込める遊底部を開いて装填する形式であり、
伏したままの操作が可能になる事により戦場の
兵士にとっては画期的な改良である。
洋式輸入銃の中でも早い時期に普及した銃である。
長崎の高島秋帆がオランダから輸入したのが最初で
円弾と発火薬を銃口から込める前装式である。
命中精度は低く、幕軍はこの銃を多用していた為
西軍に苦戦を強いられたと云われている。
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