板橋刑場新選組慰霊碑跡


明治九年五月一日建立され、寿徳寺境外墓地にある石碑。縦横約四十五センチ、高さ約
三メートル。発起人は永倉新八。碑の正面には「近藤勇宣昌 土方歳三義豊之墓」と刻ま
れているが、近藤の名は誤りで「昌宣」が正しい。左右側面には、永倉が死亡を確認した
百十名の隊士名、裏面には二人の命日と、永倉と石工の名が刻まれている。正確には墓
碑ではないが、慰霊碑に刻名された以外に確認出来ない隊士はこの石碑を墓碑とした。
昭和三年に改修工事が行われた際に、近藤の遺骨が発見され再び埋葬されたともいう。



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