疑 問 符
 
 
 
私は君を、本当に愛しているだろうか?
 
君が目の前にいない時、
 
ふとそんな疑問が浮かんできます。
 
 
 
本当は愛したいと思っているだけではないだろうか。
 
その実は、愛されたいと思っているだけではないだろうかと。
 
 
 
私は君を、本当に信じているだろうか?
 
そんなことも、ふとした疑問になります。
 
 
 
本当は疑いを捨てきれていないのではないだろうか。
 
騙したの騙されたのという事になるのを、
 
恐れているのではないだろうかと。
 
 
 
くちづけの時も、
 
強く抱き合う時も、
 
つい目を閉じてしまう事が多いのは、
 
あんまり近すぎる位置で、
 
相手を見ないようにするためなのかな?
 
 
 
というような事をつれづれに考えてみたりしながら、
 
やっぱり君が笑っていると嬉しいし、
 
君が暗い気分のときには悲しいから、
 
惚れてしまっているのかな?
 
 
 
愛しているし、
 
信じているというのが正解かな?
 
 
 
答えは性急に出さなくてもいいことだよね。
 
とても簡単で、 
 
とても複雑な謎をとくときのように、
 
君と向き合っていこうか、と思います。
 
今日も、明日も、そのあとも、
 
ゆっくりとつきあっていってくれる?
 
よろしく頼みます。
 
 
 
 
    




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